波多野鷹
波多野 鷹(はたの よう、1967年10月10日 - )は、日本の小説家。本名は波多野 幾也(はたの いくや)。
東京都出身。学習院高等科卒業。学習院大学文学部心理学科中退。父は学習院大学名誉教授の波多野里望。叔父に心理学者の波多野誼余夫がいる。妻は小説家の久美沙織。
現在は長野県軽井沢町在住。大蛇、イグアナ、熱帯魚、鷹、犬、猫などと暮らしているという。
1985年『青いリボンの飛越』で第5回コバルト・ノベル大賞受賞。
鷹匠の資格を取得しており、ものまねタレント・くじらの「鷹匠スターシリーズ」のレパートリーに入っている。日本放鷹協会所属。
なお、鷹匠になるまえから、友人とスキー旅行にいった時など、カンジキを履いてリフトに乗り、頂上に着くと蓑を着て「山中をあるいてくる」ような趣味であったという。
目次
1 著書
2 共著
3 翻訳
4 外部リンク
著書
- 宇宙色トラベラー(集英社文庫コバルト、1985年)
- 零時の鐘はもう鳴らない(集英社文庫コバルト、1986年)
- トライ アゲイン(集英社文庫コバルト、1986年)
- ファイナル・シュート(集英社文庫コバルト、1986年)
- 夢、輝いて(集英社文庫コバルト、1986年)
- あいびぃ屋敷交差点(田渕由美子画、集英社文庫コバルト、1987年)
- 宇宙色ロストウェイ(集英社文庫コバルト、1987年)
- そして ぼくは歩きだす(わかつきめぐみ画、集英社文庫コバルト、1987年)
- その後のあいびぃ屋敷交差点(田渕由美子画、集英社文庫コバルト、1987年)
- 最後のあいびぃ屋敷交差点(田渕由美子画、集英社文庫コバルト、1988年)
- Aqua―水のある風景 上/下(上巻川原由美子画、下巻夢路行画、集英社文庫コバルト、1988年)
- 十六の夏の四日間(飯塚修子画、集英社文庫コバルト、1988年)
- あの湖につづく空(集英社文庫コバルト、1989年)
- 伝説のティンクルダンス 総務委員会物語(塩入真理絵画、集英社文庫コバルト、1989年)
- 哀愁のミトコンドリア 生物部物語(塩入真理絵画、集英社文庫コバルト、1989年)
- 不思議英国(めるへんめーかー画、白泉社、1990年)
- 逆光のペンタプリズム 写真部物語(塩入真理絵画、集英社文庫コバルト、1990年)
- 断崖のアルテミス 恋愛物語 上/中/下(塩入真理絵画、集英社文庫コバルト、1990年-1991年)
- 純愛のデカダンス 総務委員会物語(集英社文庫コバルト、1990年)
- 都市に降る雪(ハヤカワ文庫、1991年)
- 犬と山暮らし(中公文庫、1995年)
モスラ(ノベライズ、扶桑社文庫、1996年)- 鷹狩りへの招待(筑摩書房 ちくまプリマーブックス、1997年)
それが答えだ!(ノベライズ、扶桑社、1997年)- 双界儀(角川書店、1998年)
- ザ・猛禽類 飼育・訓練・鷹狩り・リハビリテーション(誠文堂新光社 2009年)
共著
- 価値ある教師とは オヤジとムスコの辻説法 (波多野里望、向山洋一共著、明治図書出版 1987年)
- フクロウとタヌキ 里の自然に生きる (金子弥生共著 岩波書店 2002年)
- ザ・フクロウ 飼い方&世界のフクロウカタログ (加茂元照共著 誠文堂新光社 2004年)
翻訳
- フクロウのすべてがわかる本 生態・飼育・繁殖・訓練 (ジェマイマ・パリー・ジョーンズ 誠文堂新光社 2006年)
外部リンク
- 放鷹道楽 Dissipation of Hawking