映画スタッフ
映画スタッフ(えいがスタッフ)は、専門技術をもって、演出側(監督)の要求に応じて映画作品作りに参加している人々を指す。広い意味では、宣伝・配給など監督の権限が及ばない分野の関係者も指す。
目次
1 役割による分類
1.1 技師
1.2 助手
1.3 その他
2 制作工程による分類
3 主な映画スタッフ
役割による分類
大きくは技師と助手に分ける事が出来る。監督、プロデューサーもスタッフではあるが、技師の範疇には通常入れない。また演技者である俳優はこの中には含まない。以下は日本映画における例。
技師
- キャメラマン(撮影技師 映画界では、動画撮影用のcameraのことを、“カメラ”ではなく“キャメラ”と表記・発音する人が多い[要出典]。また、スチール撮影等に使うcameraについては“カメラ”として区別する場合もある)
- 照明技師
- 録音技師
- デザイナー
- 装飾
衣裳デザイナー スタイリスト
- ヘアメイク
- 編集
- 操演
- ライン・プロデューサー、製作担当、製作主任
助手
- 演出部(助監督、AD)
- 制作部(制作進行、進行助手)
- 撮影部(撮影助手、カメラアシスタント(CA))
- 照明部(照明助手)
- 録音部(録音助手)
美術部(美術助手)- 装飾部(装飾助手、小道具、持道具)
- 特殊効果
- 衣裳部(衣裳助手) スタイリスト助手
- ヘアメイク部(ヘアメイク助手)
- 編集部(編集助手)
その他
助手をつけず、単独で参加することが多いのが、
- 脚本家
- スクリプター
- 音楽家
等。
スタント(日本ではスタントマンを技師の範疇とする事が多いが、海外作品では俳優としスタントコーディネイターを演出部とする)。
制作工程による分類
スタッフの分け方として
- 撮影準備期間(プリプロダクション)に主にかかわるスタッフ
- 撮影期間に主にかかわるスタッフ
- 撮影後の仕上げ段階作業(ポストプロダクション→編集スタジオ・録音スタジオ参照)で主にかかわるスタッフ
という分け方をする場合も多い。
主な映画スタッフ
「映画スタッフ一覧」および「日本の映画スタッフ一覧」を参照