安芸高田市
あきたかたし 安芸高田市 | |||||||
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国 | 日本 | ||||||
地方 | 中国地方、山陽地方 中国・四国地方 | ||||||
都道府県 | 広島県 | ||||||
団体コード | 34214-9 | ||||||
法人番号 | 9000020342149 | ||||||
面積 | 537.75km2 (境界未定部分あり) | ||||||
総人口 | 28,122人 [編集] (推計人口、2018年10月1日) | ||||||
人口密度 | 52.3人/km2 | ||||||
隣接自治体 | 広島市、東広島市、三次市、山県郡北広島町 島根県邑智郡邑南町 | ||||||
市の木 | サクラ (2007年10月12日制定) | ||||||
市の花 | アジサイ (2007年10月12日制定) | ||||||
市の日 | 3月1日 | ||||||
安芸高田市役所 | |||||||
市長 | 浜田一義 | ||||||
所在地 | 〒731-0592 広島県安芸高田市吉田町吉田791 北緯34度39分58.4秒東経132度42分15.6秒座標: 北緯34度39分58.4秒 東経132度42分15.6秒 | ||||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||||
■ ― 政令指定都市 / ■ ― 市 / ■ ― 町 | |||||||
ウィキプロジェクト |
安芸高田市(あきたかたし)は、広島県の北部に位置する市。戦国大名の毛利元就の本拠地として知られ、その居城でもある郡山城が所在する。
目次
1 地理
2 沿革
3 議会
4 行政
5 人口
6 隣接している自治体・行政区
7 経済
7.1 産業
8 姉妹都市・提携都市
9 地域
9.1 市外局番
9.2 郵便番号
9.3 警察
9.4 教育
9.4.1 高等学校
9.4.2 中学校
9.4.3 小学校
9.4.4 幼稚園
10 交通
10.1 鉄道
10.2 道路
10.3 バス
11 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
12 スポーツ
13 出身有名人
14 脚注
15 外部リンク
地理
中国地方の中部、広島県の北部に位置する市で中国山地に囲まれた地域となっている。
山:鷹ノ巣山(922m)、犬伏山(791.3m)、大土山(800m)、郡山(402m)、神ノ倉山(561m)
川:江の川、可愛川、多治比川
太田川と江の川の分水嶺が向原町戸島泣き別れ及び八千代町上根峠に存在し、この地に降る雨は、わずかな距離の差で瀬戸内海側と日本海側に水が分かたれ、くだってゆく。
湖沼:八千代湖(土師ダムのダム湖。財団法人ダム水源池環境整備センターのダム湖百選に選ばれている。)
沿革
2004年(平成16年)3月1日
吉田町、八千代町、美土里町、高宮町、甲田町、向原町が合併(新設合併)して安芸高田市として市制施行。市役所は旧吉田町にある。
議会
- 会派別構成
- 絆(5 - 前重昌敬・児玉史則・水戸眞悟・山本優・前川正昭)
- あきの会(4 - 青原敏治・入本和男・今村義照・大下正幸)
- 新政会(2 - 塚本近・赤川三郎)
- 政友会(2 - 金行哲昭(無所属、国民民主党員)・秋田雅朝)
- 市民クラブ(1- 亀岡等)
- 日本共産党※(1 - 和田一雄(日本共産党)の辞職(2011年)により消滅)
- ※会派「日本共産党」は、無所属議員で会派「尊和会」を構成(1名)していた和田一雄が任期中に日本共産党入党し会派結成。以前存在した別の日本共産党公認議員の会派は「日本共産党の会」(1名)であり、落選により消滅していた。
- 無会派(5 - 石飛慶久・先川和幸・山根温子・宍戸邦夫・藤井昌之(公明党))
行政
- 市長:浜田一義(はまだ かずよし)(旧吉田町長 /2008年4月18日 - 3期目)
- 市議会:定数18人(任期は2016年11月30日まで)
- 市の日:3月1日
- 市章:スローガンは「人 輝く・安芸高田」で、一般公募2,221点から向原町在住のグラフィックデザイナーの作品が採用された。
「安芸高田市」の「高」を図案化したもので、下部の円は「人々と自然」・「信頼と協働」を意味している。
人口
安芸高田市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 安芸高田市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 安芸高田市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
安芸高田市(に相当する地域)の人口の推移 ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
- 旧6町の人口推移(国勢調査)[1]
6町合計/高田郡/安芸高田市
吉田町
八千代町
美土里町
高宮町
甲田町
向原町
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隣接している自治体・行政区
広島県
広島市(安佐北区)- 東広島市
- 三次市
山県郡北広島町
島根県
邑智郡邑南町
経済
産業
- 農業
シイタケ、アスパラガス、ナシ、リンゴ、ハブソウ茶、ユズ、コメ
- 水産業
鮎、ヤマメ、イワナ
- 加工品
日本酒(喜美福、三矢の訓、百万一心、向井桜、神の蔵、山陽愛泉)、味噌、醤油、豆腐
- 産業人口(2005年総計調査)
第一次産業 - 3,252人(18.9%)
第二次産業 - 4,922人(28.6%)
第三次産業 - 8,994人(52.2%)- 就業人口 - 17,232人
姉妹都市・提携都市
セルウィン町(Selwyn District、ニュージーランド)
- (1992年9月9日高宮町)
防府市(山口県)- (1971年7月16日吉田町)
さらに、姉妹校として、安芸高田市立吉田中学校とダーフィールドハイスクールなどがある。
地域
市外局番
市外局番は0826(40 - 59)となっている。
- 0826(40 - 59)エリア
- 安芸高田市
郵便番号
郵便番号は、以下の通りとなっている。
吉田郵便局:731-05xx、731-03xx、739-11xx(旧729-64、739-11)、739-12xx- 横田郵便局:731-06xx
- 生桑郵便局:731-07xx
- 高宮郵便局:739-18xx(旧729-65)
警察
- 安芸高田警察署
教育
高等学校
- 広島県立吉田高等学校
- 広島県立高宮高等学校
- 広島県立向原高等学校
中学校
- 安芸高田市立吉田中学校
安芸高田市立八千代中学校[3]
- 安芸高田市立美土里中学校
- 安芸高田市立高宮中学校
- 安芸高田市立甲田中学校
- 安芸高田市立向原中学校
小学校
- 安芸高田市立吉田小学校
- 安芸高田市立可愛小学校
- 安芸高田市立郷野小学校
- 安芸高田市立八千代小学校
- 安芸高田市立美土里小学校
- 安芸高田市立川根小学校
- 安芸高田市立来原小学校
- 安芸高田市立船佐小学校
- 安芸高田市立甲田小学校
- 安芸高田市立向原小学校
幼稚園
- 吉田幼稚園
- ひの川幼稚園
交通
鉄道
西日本旅客鉄道(JR西日本)
芸備線:甲立駅 - 吉田口駅 - 向原駅
- 廃止された鉄道路線
三江線:式敷駅 - 信木駅 - 所木駅 - 船佐駅
- その他、作木口駅 - 香淀駅間で当市(高宮町川根)を通過していた。
- 中心地区となる、吉田町には駅がない。そのため、JTB時刻表には、安芸高田市役所前バス停が中心駅として記載されている[4]。
甲田町役場(現:安芸高田市役所 甲田支所)の最寄駅は甲立駅、向原町役場(現:安芸高田市役所 向原支所)のもより駅は向原駅(広島県)である。このほか、三江線船佐駅は、高宮町役場の最寄駅として機能していた。
道路
- 高速道路
- 中国自動車道
- 大阪・三次方面 - 高田IC - 本郷PA - 千代田・広島方面
- 一般国道
国道54号(国道183号)
国道433号(国道434号)
- 主要地方道
広島県道・島根県道4号甲田作木線*- 島根県道・広島県道5号浜田八重可部線
広島県道・島根県道6号吉田邑南線*- 広島県道29号吉田豊栄線
- 広島県道37号広島三次線
広島県道52号世羅甲田線*- 広島県道64号三次美土里線
- 広島県道68号大林井原線
広島県道69号千代田八千代線*
広島県道80号東広島向原線*
- 一般県道
- 島根県道・広島県道109号邑南高宮線
- 広島県道・島根県道112号三次江津線
- 広島県道179号下北甲田線
- 広島県道212号吉田口停車場線
- 広島県道318号上入江吉田線
- 広島県道319号勝田吉田線
- 広島県道320号浅塚横田線
- 広島県道321号金屋壬生線
- 広島県道322号北船木線
- 広島県道323号中北川根線
- 広島県道325号船木上福田線
- 広島県道326号原田吉田線
- 広島県道327号古屋吉田線
- 広島県道328号志和口向原線
- 広島県道438号羽出庭向原線
(*マークを付けた主要地方道および一般県道の市内の区間の維持管理権限は2005年6月1日から広島県から安芸高田市に移管されている[5]。
- 道の駅
北の関宿安芸高田(高田IC東)
バス
- 一般バス路線
広電バス
- 上根・吉田線
備北交通
- 吉田市街地循環
- 吉田 - 三次
- 吉田 - 美土里
- 吉田 - 津々羅
- 吉田 - 安佐市民病院
- お太助バス
- 高速バス路線
- 広島 - 三次 - 庄原 - 東城線
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 史跡
郡山城跡(戦国大名毛利氏の本拠地、国の史跡、日本100名城)
猿掛城跡(毛利元就の青年期の居城、国の史跡)
鈴尾城<福原城>跡(県指定史跡)、福原氏墓所(市の史跡)
桂城跡(桂氏居城、市の史跡)
毛利元就墓所、毛利一族墓所、毛利隆元墓所
郡山合戦古戦場- 尼子陣所跡(風越山城、光井山城、青山城)
五龍城跡(宍戸氏居城、県指定史跡)- 松尾城跡(高橋氏居城、県指定史跡)
尼子氏三兄弟ゆかりの墓
甲立古墳(4世紀後半の大型前方後円墳、国の史跡)
- 名所、観光スポット
- 安芸高田市歴史民俗博物館
- 神楽門前湯治村
- たかみや湯の森
- 吉田サッカー公園
- 鷹ノ巣山
- 三瓶山
- 吉田運動公園
土師ダム(はじだむ)- 湧永満之記念庭園(湧永製薬)
- TS-タカタサーキット
のどごえ公園[6]
丸山公園[7]
- 八千代の丘美術館
八千代湖[8]
- ほととぎす遊園
- 神社・寺院
清神社(毛利氏祈願所)
宮崎神社(毛利氏の氏神)- 佐々井厳島神社
- 高林坊
- 祭事・催事
- ひろしま安芸高田神楽
スポーツ
市内には全国的なスポーツリーグに参加するチームの拠点があり、そこを「○○の町」として展開している。
- 甲田町 - ハンドボール
湧永製薬のハンドボールチームで日本ハンドボールリーグ・湧永製薬ハンドボール部の本拠地であり、同社工場内の湧永満之記念体育館を練習拠点に活動している。
1976年(昭和51年)、練習場拠点に困っていた湧永HCは湧永製薬創業者の湧永満之の生まれ故郷である甲田町に拠点を移し同地で活動を開始、日本リーグの強豪として数度優勝している。1978年(昭和53年)から甲立小・小田小・小田東小を対象にハンドボール教室を開始し、現在は甲田中や向原高でも指導している。
- 吉田町 - サッカー
Jリーグのサンフレッチェ広島のマザータウンであり、同町内の吉田サッカー公園を練習拠点に活動している。
1992年(平成4年)4月、サンフレッチェは広島市をホームタウンとして誕生した。このチーム名は毛利元就の故事「三本の矢」にちなんで命名された(「サン」は日本語の「三」、「フレッチェ(複:frecce)」はイタリア語で「矢」の複数形)もので、このことから元就ゆかりの地である吉田町とサンフレッチェとの交流が始まった。その中で1993年(平成5年)9月、吉田町がサッカー公園の整備を行い、サンフレッチェのトップチームの練習拠点とユースチーム育成の拠点を町内に置くことが決められた。
出身有名人
- 毛利元就
- 毛利隆元
- 吉川元春
- 小早川隆景
- 毛利輝元
- 土生玄碩
- 田丸美寿々
西名みずほ(広島テレビアナウンサー)
堂珍嘉邦(CHEMISTRY)
田川伸治(DEEN)
胡浜三郎(森新伍)
児玉希望(日本画家)- 高橋乗宣
- 佐木隆三
湧永満之(湧永製薬創業者)
中島啓之(中央競馬元騎手)
中島敏文(中央競馬元調教師)
咽声忠左衛門[9]
脚注
- ^ abc国勢調査 - 広島県ホームページ
^ 平成27年10月1日分
^ 安芸高田市立八千代中学校
^ かつては芸備線吉田口駅が玄関口だと紹介されてあった。
^ 広島県の事務・権限の一部が、「安芸高田市」に移譲され、事務の『担当窓口』が変わります。
^ のどごえ公園
^ 原爆慰霊碑移設し15年 向原で記念式典
^ 西日本有数の桜の名所
^ 咽声忠左衛門(のどごえちゅうざえもん)
外部リンク
- 公式ウェブサイト
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