モザンビーク海峡
モザンビーク海峡(モザンビークかいきょう、英:Mozambique Channel、ポルトガル語:Canal de Moçambique)は、アフリカ南東部、モザンビークとマダガスカルとの間にある海峡。長さ約1,600km、幅400~800km。ヨーロッパとアジアを結ぶ航路として重要であり、北部にコモロ諸島(コモロおよびフランス領マヨット)、南部にバサス・ダ・インディア島、ユローパ島などの島がある。北から南へモザンビーク海流が流れる。
モザンビークの排他的経済水域内では各国企業による液化天然ガス(LNG)生産計画が進んでおり、日揮がプラントを受注している[1]。
目次
1 範囲
2 主な島
2.1 モザンビーク沿岸
2.2 マダガスカル沿岸
3 出典
4 関連項目
範囲
国際水路機関はモザンビーク海峡の境界を以下のように定めている。[2]
- 北:ルブマ川河口 (10°28′S 40°26′E) からコモロ諸島北端のRas Habuを経てマダガスカル北端のCap d'Ambre (11°57′S 49°17′E) とを結ぶ線。
- 南:マダガスカル南端のSainte-Marie岬とポンタ・ド・オウロ (26°53′S 32°56′E) を結ぶ線。
主な島
コモロ諸島 - アンジュアン島、グランドコモロ島、モヘリ島、マヨット島
- フアン・デ・ノヴァ島
- バサス・ダ・インディア
- ユローパ島
モザンビーク沿岸
キリンバス諸島 - イボ島、マテモ島
マダガスカル沿岸
- ノシ・ベ
- ベラフィア島
- ミツィウ島
出典
^ “日揮など、LNGプラント7000億円受注 東アフリカで洋上型”. 日本経済新聞電子版. (2017年6月1日). http://www.nikkei.com/article/DGXLZO17149630R30C17A5TI1000/
^ “Limits of Oceans and Seas, 3rd edition”. International Hydrographic Organization (1953年). 2018年1月2日閲覧。
関連項目
- フランス領インド洋無人島群
|
座標: 南緯18° 東経41° / 南緯18度 東経41度 / -18; 41