ゴーカイ
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ゴーカイ | |
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1999年8月28日 新潟競馬場 | |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 黒鹿毛 |
生誕 | 1993年5月6日(26歳) |
死没 | 存命 |
父 | ジャッジアンジェルーチ |
母 | ユウミロク |
生国 | 日本(北海道静内町) |
生産 | タイヘイ牧場 |
馬主 | 吉橋計 |
調教師 | 郷原洋行(美浦南) |
厩務員 | 新村正男 |
競走成績 | |
生涯成績 | 58戦9勝(うち障害競走28戦8勝) |
獲得賞金 | 5億1074万4000円 |
ゴーカイは日本の元競走馬である。現役時代は中央競馬の障害競走で活躍し、引退後は種牡馬となっている。
母は優駿牝馬2着、カブトヤマ記念勝ちのユウミロク。半兄にダイヤモンドステークス2勝のユウセンショウ、半弟に中山大障害勝ちのユウフヨウホウ(どちらも父ラグビーボール)。
目次
1 戦績
2 引退後
3 競走成績
4 血統表
5 外部リンク
戦績
新潟競馬場の未出走でデビューしたゴーカイは、3戦目で勝ちあがる。しかしその後約2年にわたり、500万下条件で勝てずにいた。そんなゴーカイは、6歳初頭に障害に転向する。初障害戦、2戦目は着外に敗れたが、3戦目の外国障害騎手招待競走で、アンヌ・ソフィ・マドレーヌ騎手の好騎乗で7番人気ながら2着に好走する。4戦目で障害未勝利を脱出すると、福島ジャンプステークスでオープン勝ちを決める。その年の秋には東京オータムジャンプを勝って大一番の中山大障害に臨むが、平地重賞勝利経験も持つゴッドスピードのハナ差2着に敗れる。
翌2000年は春麗ジャンプステークスから始動、この年に国際招待競走となった中山グランドジャンプでは中団待機から4コーナーでボカボカら外国馬3頭を抜き去りG1初制覇。東京ハイジャンプを含む4連続連対で前半を終えた。秋にはイルミネーションジャンプステークス3着の後中山大障害に臨むが、ランドパワーの2着に屈する。しかしこの活躍が認められ、JRA賞最優秀障害馬に選出された。
8歳になった2001年の中山グランドジャンプでは1番人気をニュージーランドのランドに譲るも、ランドを含む5頭の落馬事故(ランドは再騎乗し最下位入線)をかわして史上初の連覇で勝利。そして前年同様イルミネーションジャンプステークスを叩いて、三度目の正直での中山大障害制覇を狙うが、半弟ユウフヨウホウの最低人気を覆す大激走に屈し、またしても2着になる。しかし2年連続で最優秀障害馬に選出される。
2002年、3連覇を狙った中山グランドジャンプでは、オーストラリアの強豪セントスティーヴンの前に1と1/2馬身差の2着に敗れる。東京ハイジャンプ3着の後、調教中に骨折を発症。年齢も高かったために引退することとなった。
障害28戦で落馬による競走中止なし、28戦16連対(8勝2着8回)という戦績、足掛け3年半に渡って一線級で戦い続け、名ジャンパーと呼ぶにふさわしい成績を残した。
引退後
種牡馬として日高軽種馬農協門別種馬場に繋養された。障害G1優勝馬として種牡馬入りした数少ない馬の一頭である。馬主であった吉橋計のバックアップもあり、毎年10から20頭ほどに種付けが行われ、少ない産駒の中から障害重賞勝ち馬を出している。2010年に門別種馬場が閉鎖されるのにともない、種付けシーズン後に日高スタリオンステーションに移動した。2013年8月31日付で種牡馬を引退。えりも町の個人牧場で功労馬として余生を送る。
2006年11月13日、船橋競馬場にてゴーユウ(2004年産、牡、母:ハワイアンクリーク)が産駒初勝利を挙げた。
2008年4月27日、京都競馬場の障害未勝利戦にてオープンガーデン(2004年産、牡、母:ダンスフォンテン)がJRA初勝利を挙げた。
2009年4月18日、中山競馬場の第11回中山グランドジャンプにてオープンガーデンが3着に入った。- 2009年12月26日、中山競馬場の第132回中山大障害にてオープンガーデンが3着に入った。
2010年4月17日、中山競馬場の第12回中山グランドジャンプにてオープンガーデンが2着に入った。
2011年3月21日、阪神競馬場の第13回阪神スプリングジャンプにてオープンガーデンが優勝した。
競走成績
- 1996年(9戦1勝)
- 1997年(8戦0勝)
- 1998年(9戦0勝)
- 1999年(障害12戦3勝)
- 東京オータムジャンプ、2着 - 中山大障害
- 2000年(障害6戦3勝)
- 中山グランドジャンプ、東京ハイジャンプ、2着 - 中山大障害
- 2001年(障害5戦1勝)
- 中山グランドジャンプ、2着 - 中山大障害
- 2002年(障害4戦1勝)
- 2着 - 中山グランドジャンプ
血統表
ゴーカイの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ボールドルーラー系 | |||
父 *ジャッジアンジェルーチ Judge Angelucci 1983 栗毛 | 父の父 Honest Pleasure 1973 黒鹿毛 | What a Pleasure | Bold Ruler | |
Grey Flight | ||||
Tularia | Tulyar | |||
Suntop | ||||
父の母 Victorian Queen1971 鹿毛 | Victoria Park | Chop Chop | ||
Victoriana | ||||
Willowfield | Stratus | |||
Willow Lake | ||||
母 ユウミロク 1983 黒鹿毛 | 母の父 カツラノハイセイコ 1976 黒鹿毛 | ハイセイコー | *チャイナロック | |
ハイユウ | ||||
コウイチスタア | *ジャヴリン | |||
ミタケ | ||||
母の母 リュウアコンバツト1977 黒鹿毛 | *インディアナ | Sayajirao | ||
Willow Ann | ||||
リュウメイン | Aggressor | |||
*マイトアンドメイン | ||||
母系(F-No.) | (FN:19-a) | [§ 2] | ||
5代内の近親交配 | Tulyar S4×M5 = 9.38% Windfields S5×S5 = 6.25% | [§ 3] | ||
出典 |
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外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、Yahoo!スポーツ競馬、JBISサーチ、Racing Post
ゴーカイ - 競走馬のふるさと案内所
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